本日から iTunes Store で Rallye Label のコンピレーションの配信が始まりました。
number0 は vol.2 の方に参加しています。
Pray for Japan (with Music) vol.1
Pray for Japan (with Music) vol.2
前作 chroma から quine という曲を新たにアコースティック楽器を使って録り直しました。
電気の問題もあるので、録音に電気を使って良いのかという葛藤もありましたが、冷静に状況を
見極めながらなるべくピーク時を避け、なるべく負担にならない範囲で録音するよう全て自宅で
最小限の機材で行いました。
録っている時も何度か大きな余震があって、その度に被災地のことが頭を過りました。
quine という曲は、前作を作る時に指針となってくれた曲であり、長い長い夜を越えた朝を描いた
曲でありますが、僕はその絵にとても希望を感じるのです。日本の国旗にも描かれている明け方の
太陽のように、長く暗い夜を越えたらまた昇っていくんだ、そんな意志を感じながら歌いました。
そして Rallye Label の近越さんの呼びかけに応えて国内外からたくさんのアーティストが楽曲を
提供してくれています。2 枚で何と計 50 曲!! WWPT (miyauchi yuri くんと golf の安東さんのラジオ)
で、golf の関根さんが、「海外のアーティストたちも皆何かしたいと思っている。だからこういう受け
皿があることは良いことだね。」みたいなことを言っていて、その通りだと思いました。
Au Revoir Simone / Kyte / Ametsub / Guther / Cassette Culture / One Day Diary / Golf / Violens
/ Gutevolk / Rubies / The Joy Formidable / A Red Season Shade / milk / miyauchi yuri と number0
と縁がある人たちも満載。
他にも Amiina / Rokkurro / Eberg / Kira Kira といったアイスランドのアーティスト達や Dirty Projectors
の Deradoorian、それから Kisses / Faded Paper Figures / Montag と盛りだくさんで信じられないくらい
豪華ですね。
売り上げは手数料を除いて全額被災地への義援金となります。
被災地への復興の手助けはもちろんのこと、単純に好きなアーティストの楽曲が聞きたくて買ってくれた
人が、少しでも安らいでもらえたらそれもまた大事なことだと思っています。
最後に、義援金が中々実際に被災者まで届かないというニュースを目にしました。
非常に残念なことです。
エネルギーの問題もそうですが、こういうシステムの問題は長いスパンで根気よく考えていかないと
いけないですね。自分もどこまでやれるかわかりませんが、少しでもやれることをやりたいです。
心で思って、頭で考えて、体で行動して。