number0 は 8/31 水中図鑑とのツーマンライブ、10/6 ソコカシコを最後に活動休止することになりました。(活動再開の予定はありません。)
まずこのような状況になってしまったことについて、この場を借りてお詫びしたいと思います。申し訳ありません。
突然のお知らせとなってしまいましたが、メンバー間で十分時間をかけてよく話し合って出した結論です。
そしてこれまで9年間余り、応援していただいた皆さま、お世話になった皆さまのおかげで私たちがあったことについて、なかなか言葉では伝えることが難しいものではありますが、心からの感謝の意を記したいと思います。
本当にどうもありがとうございました。
残り2本のライブでは、少しでも恩返しが出来るよう精一杯演奏したいと思います。
2013.8.16
number0
number0 は 10/6 をもって活動休止することになりました。
暖かい目で僕たちのことを期待したり見守ってくれていた皆さんに、このような報告をしなければならない日が来てしまったことに、私自身も非常に残念無念な気持ちです。
突然のご報告となってしまいましたが、思いつきで決めたことではなく、長い時間をかけ、よく考えた末のことです。うまく書けるかわかりませんが、私の頭の中にあるものをここに記しておきたいと思います。
number0 というバンドの在り方として、当初から私がずっと頭に置いていたものが一つあります。
それは、メンバー 4 人のアイディアをぶつけあって、一つのものを生み出すということです。それがバンドにとって理想的な形だと今でも信じています。
誰かがリーダーとなり引っ張っていくバンドではない、良くも悪くも顔のないバンド、それが number0 なのです。
故に、それが全う出来なくなってしまったら、そこでいったん区切りをつけなければならない、そう考えていました。
この話を切り出したのは私でした。
中途半端に続けてはいけない、私がきっちり区切りをつけなければならない、そんな脅迫観念があり、一方で終わらせたくない気持ち、何かバンドを継続する方法はないかという思いが同時にあり、その中で葛藤を続けていました。
解散という言葉を使わずに、あえて活動休止としてこの場を残そうと思ったのは、number0 というバンドのアイデンティティが人ではなく信条であるからです。
いつの日か再びこの信条を全う出来る時がくれば、number0 として活動していくことがあるかもしれない、そういう思いが頭の片隅にあります。そこにもし私がいなくても、それも number0 ですし、そうなったらまた一興。
バンドを 9 年も続けて改めて思うのは、バンドというものが非常に繊細なバランスで成り立っているものであり、それが存在していることは常に奇跡的なことだということです。いつ終わりが来てもおかしくない、だからこそ刹那的な大きいエネルギーを作ることが出来るのだと思います。
残り二本のライブでは精一杯ぶつかり合っている姿を見せたいと思っています。
ぜひ見に来て欲しいです。
また、今後の活動についてはこちらでお知らせ出来ればと思っていますが、私を含め各メンバーも何かしら考えていると思いますので、期待して待っていていただければ幸いです。
最後になりましたが、number0 を支えてくれた全ての方に心から感謝を伝えたいです。
本当は一人一人直接伝るべきところ、このような形になってしまい申し訳ありません。
9年間余り、本当にどうもありがとうございました。
2013.8.16
吉津卓保